『まほろば』とは、
古(いにしえ)より、過ごしやすい、素晴らしい空間といった、「時の流れ」を含めた“場”を形容する言葉として使われておりました。
しかしながら、移り変わる時代とともに廃れてしまい、現代では、ほとんど使われず古語になっております。
私と東金との縁(ゆかり)は、私の先祖が江戸時代にこの土地へ移住し、部落を開拓したことにあります。
かつてこの地域は、「鴇(トキ)ヶ峯」と呼ばれていたそうですが、やがてその呼び名が変化し、現在の東金という地名になったとのことです。
私は、この祖先の築いた『東金(=トキ)』の地に『まほろば(=素晴らしい「時」の流れ)』を重ね合わせ、この『時』という屋号を掲げさせて頂きました。
私たちは、この自然豊かな東金の地で、地域の食材を生かした地産地消によって、まさに名実ともに『まほろば』の『時』をお過ごし頂けるよう、精進してまいります。
ご来店を心よりお待ち申し上げます。
店 主 生方 忠